ヲタクがおもったこと

アラサーです

アニメ『BANANA FISH』を見た

バナナフィッシュ


アニメ見終えた

 


あーー

 


虚無だ

 

 

 

思考が止まるなこれ

 

 

 

いい感じの結末をチラつかせといて

ドン底に突き落とすなよーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終話見ててさ、

戦闘ラストで初期OPが流れるのは勝利の流れじゃん!鉄板じゃん?!

 


めっちゃ舞い上がって画面に向かってガッツポーズしてたよ

 

 

 

頭の中は、

 


ブランカ最高!もりもり最高!最高もりもり!

やっぱブランカさんそういう男だと思ってたわー

 

 

 

からの、

 


ゴルツィネのおっさんお疲れ成仏して

シン最後まで尽力ありがとうユエルンと仲良くしろよ

 

 

 

 


そして余韻↓

 


バナナフィッシュも葬って何もかもが終わり!

脅威は去った、待ってろ日常!

 


ここまで長かった

落としてしまった命は重たい

後世で繰り返さないようしなきゃね

 

 

 

あとは一緒に日本に行くだけ!

さぁ行けアッシュ!ハッピーエンドだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あれ?行かないの?

行かないパターンの方なの

 

 

 

ああ、そっち

 

 

 

それも美しいな…そっか…

 

 

 

 

 

 

アッシュが考えてのことだもんね

 

 

 

 

 

 

なら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


受け入れる だけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


って

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って。思ったのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


うそだろ、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウソダロォオオオって画面ガンガン叩きながら深夜にわりと大きな声出しちゃった自分にドン引きしつつ反射的にさっきとは違う涙が噴き出してたわ

すぐには受け入れられず、数分間現実じゃないのに現実逃避してしまった

 

 

 

 


まじか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初はさ、ホモばっかりだなと思ってた

 


中盤は、ホモと見せかけた人間愛だと思った

 


見終えた後は、なんかホモばっかりフィーチャーされる世界線だったなと()

 

 

 

 


BLとは思わないけど、アニメは狙った演出が多い気がするな

原作はどうかは知らんけども

 


たまたま大切におもう人が男性だっただけ

 

 

 

 


てかゴルツィネの執念すごすぎる

よう歩き回れたな

あの状態でID変更ですらやべえと思ったのに。

手負いのおじさんで何処に居るかも微妙なのにアッシュを見つけ出しフォックスに気付かれずに一撃で脳天ぶち抜く

撃たれても尚、彼を動かしてしまう程の愛なんだろうな

父と息子の顔してた

 

 

 

フォックスも諦め悪いなぁ

内臓スクランブルエッグにされて立ち上がれるの最早人間じゃないな

このドSも執着だけで肉体を突き動かしてる

バナナフィッシュかアッシュかを天秤にかけた時にアッシュを殺そうとしたのがゴルツィネとの大きな違いだね

まぁ元々愛はないけど

 

 

 

マックスとジェシカの復縁はすごく嬉しかった

おいおい泣いた

ここのシーンを見た時点では、バナナフィッシュの世界の中で一番幸福を感じた瞬間だったな

 

 

 

ブランカは、余生をアッシュにくれるつもりだったけどアッシュはそれをわかっててカリブを断った

表向きは教えてしまった例の孤独を埋めるためって文句を使ってね、先生だから

 

 

 

シンは自分を客観的に見れてそれを受け入れられるし、人を見る千里眼もあってかしこい素直でいい子だな

伝言する彼の優しさよ…

この子は絶対幸せになってほしい

 

 

 

ユエルンは中盤すごい脅威に感じたのに、武器がなくなると一気に陳腐な人間に見えてしまった

そんなに拗ねるなよ

終盤はもうヤケで感情剥き出しだし、そこそこ引っ掻き回してくれたけどシンと同じく嫌いではないな

 


私が最も影響受けた大切な世界があるんだけど、同じフラワーコミックスの『ふしぎ遊戯』って作品で、この人を見てるとすごく思い出すんだよな

 


他の作品持ち出すのめっちゃ野暮だとは思うんだけどさ

 

 

 

登場人物の動機と性格が似てて

 


ユエルンは唯ちゃん

復讐しても満たされないだろうことは多分本人もわかってる

似た境遇なのに自分だけ取り残されてしまうような不安と嫉妬から攫ったりするけど、実際には殺す覚悟はないし愛を試すような事して結局認める事になり自分にどうこう出来るものじゃないと悟ってからは過去の行動を後悔し始めるけど後戻り出来なくなってしまった

 


美朱はもちろん英二

壁にぶつかって別の世界から来た

足手まといなのを自覚しつつも行動を起こさずにはいられない性分、圧倒的ヒロイン力で首突っ込んでは狙われる、無垢、無償の愛、物理的には無力だけど一番つよい

元の世界に帰っていく

 


シンとラオが亢宿、角宿まんまで

ショーターの最期は張宿の最期に似てるし、親友だった翼宿が狂わされて美朱に手を出しかけて未遂にとどまるとこにも似てる

 


アッシュの見た目、生い立ち、復讐心、戦闘力は心宿にそっくり

鬼宿みたいに英二を守るために取引に応じて自ら捕らわれにいくのも似てる

アッシュの最期は気が緩んだところを捨て身のザコに傷を負わされ瀕死の雪山で美朱達を想いながら息絶える柳宿、戦って空を見上げながら美朱の幸せを願って事切れる星宿にも似てる

図書館は雪山

魂に惹かれ合うのもね

 


言ったらキリがないし、世に出てるものが似てるのは仕方ない

 


自分の土台がふし遊で出来てるからすぐ頭の中で引き合いに出しちゃうな…

これはあまりいい癖ではないのはわかってるから普段はちゃんとしまってるよ

 

 

 

 


ラオは何で斉藤壮馬なんって思ってたけどそういうことだったの

確かにラオとの確執を埋めてなかった

ラオは覚悟の上で相打ちにすらならないと悟ってたろうね

不意をつかないと全く歯が立たないからああいうやり方になったんだろうよ

でも実行したら普通の人みたいに無で驚いてたね

 


アッシュがもう一度会いに走り出したとこで、またこちらの世界に引き戻されて、向けられた殺意を機械的に消して、やっぱり自分の居場所はここしかないと、行ってはいけないと、再び世界に絶望しながら図書館に足を引きずってさ

運命を受け入れたのね

 

 

 

 

 

 

 


何度も死と隣り合わせになっては生き抜いてきたけど、

 


あのまま刺されて死んじゃったと受け取って

 


たまたま、あのタイミングで命を落としただけ

いつ死んでもおかしくない世界だった

 

 

 

 

 

 

もう会わないって言ってた

このシーンを見た時の自分のメモに

『守り通した』と『美しいまま』

って残ってたけどどう噛み砕くつもりで書いたのか思い出せなくなっちゃった

 

 

 

空港でのシンの伝言がアッシュの言ったことじゃないのは英二にもわかってて、それでも少しは救いになってたと思う

 

 

 

病院でのやりとりが最後にはなっちゃったけど、でも心は魂は繋がってるって思うから

 


離れててもわかるのが友達だと思うから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アッシュは英二の未来を守ったんだね

 


元々自分の街で死のうと思ってたんじゃないかな

 


街から出ないで一生を過ごす人の話もしてたし、何回か日本に行ってみたかったと過去形みたいに話す時があった気がする(いつ死ぬかわからないからなのもあるけど)

 


いつか何もかも終わったらほんとに行くつもりで日本を案内してよみたいな事言った時ももちろんあったとは思う

 

 

 

すぐに病院に行ったら助かったかもしれないのにそうしなかった

 

 

 

来世で逢えたらいいね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


で、

 

 


気になり過ぎて、原作のラスト読んじゃったよ

 


そしたらブランカとの会話で本編終わってたんだけど!

 


アニメのそれ以降のシーンはオリジナルなの??

 


それともアナザーストーリーみたいなやつあったけど、そっちに収録されてたりする??

 

 

 

 


だとしても、そこで完結ならそれがいいや

 


余白があった方が脳内補完できる

 


綺麗なまま終われるからね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運命は変えることができる、簡単に変えてしまえる

いつもちょっとの選択で

 


何が正解かは誰にもわからないけど

その一瞬の選択を間違えないようにしたいね