ヲタクがおもったこと

アラサーです

実写「耳をすませば」感想

観てきた。以下感想。ネタバレ大いにあります。


 
少しずつ、アニメ映画の方とは違う部分があるんだね
それによりカントリーロード翼をくださいになってるのが
なんだかオリジナルを否定されたような気持ちにはなってしまった
 
10年後の世界って、当時耳をすませばが公開されてから
今までの長い年月の間に、観たたくさんの人がそれぞれ思い描いてきた部分であって
正解はないしどれも正解でいいんだと思う
その中でたまたま観たこの実写耳をすませばというIfの世界が世に出回っただけと。
 
おじいさんの存在は自分にとってはかなり神秘的なものだったけど
ただのおじいさんのような扱いに感じたし
恋愛の部分に比重が寄ってるから最初の読者も聖司くんになってたり
そもそもバイオリン職人じゃなくてチェリストになってたり
古い女子が好きそうな運命感を感じさせるような設定に変わってたね
雫の実家での様子も、雫にしては優等生すぎるような。
自分の本音を押し殺して仕事するのも、あまり雫らしいと思わなかったし
田中圭()に担当外されて謝りに行くのもそんなにスッキリしなかった
てか上司がすぐ目の前にいるのにあんな慰め方するかなw
あと、アニメ映画のエンディングみたいに雫が元気に歌って欲しかったな
杏大好きだけど、なんで急に出てきた?
変な間とか、何でそのポーズした?というのもあるし、
はごろもフーズみたいな雫のイメージ画は必要だったのかな
 
ジブリということは忘れて、少女漫画の実写映画と思えば平均的だと思う
全体的にふわっとして締まりがないのはやっぱり10年て曖昧だからなのかな
急に10年を意識し始めるのは、夕子と杉村の結婚を機に実家に帰るからなの
かもしれないけど夕子とか杉村の心理描写はほぼないのも寂しかったな
キャラクターはすごいよかった
夕子側から好きになったはずなのに、今は逆転してるのはただのツンデレなのか
何かエピソードがあったからなのか知りたかったな
杉村の存在は力が抜けてよかったけど、シュール過ぎるw
田中圭は正直、お腹いっぱいだった。他で予算使った方がよかったんじゃない…?
 
あれ、なんかすごく否定しているような…
期待値が高かっただけでそんなことはなくて、評価つけるなら5段階中3はつける
中の上だよ、どちらかといえばよかったという事だよ
中学生の書いた初めての同人誌みたいで
意外性とか皆無のベタ中のベタな恋愛映画ではあるけど
そういうのが見ていて気持ちいい時もあるしガッカリ感はそこまで無い
知れてよかったという気持ち。
雫と夕子の部屋とか地球屋に聖司の部屋のインテリアとかイタリアの街並みとか
すごいかわいくてワクワクした
付き合う前の雫と聖司のやり取りはかわいかった
 
 
実写化とか舞台化の加筆みたいなのもしかして私苦手なのかも